1.決める時の季節に左右されないように注意。
一年中使うものの場合、どんな季節にもあう色を選びましょう。
2.差し色が他にある場合には、それを引き立たせる色を選ぶ。
それ自体が差し色であれば、飽きのこない色を選びましょう。
3.家具やカーテンはベーシックに。
差し色は小物やファブリックで遊びましょう。
長く楽しむための色選びのコツでした。
こちらのダイニングチェアはグリーンに決まりました。
チェアは茅ヶ崎のライムスさんの家具です。
表層から2mはガラ、その下2mの地耐力が足りませんでした。
地盤の状況、敷地条件等で補強方法を検討します。
今回はガラがあり鋼管杭の施行が難しいとのことで、既製コンクリート杭で地盤補強。
私も既製コンクリート杭の施行ははじめて見ました。
オーガーで最初に穴をあけるため、施行が早いことと、音や振動が少ないところが良いところです。
支持地盤に到達したのを確認(それ以上はいっていかない)し、基礎レベルにあわせ、杭をカットします。
1階の壁が建ち上がりました。
2階のレベルと階段踊り場とバルコニーがちょっとスキップになっています。
その下が土間。
玄関を入ると土間を通って、庭に出ることができます。
建て方はワクワクします。
オール国産の木を使用した2×4です。
定期的に雨が降ってくれているおかげと、現場に入っている職人さん、現場監督さんたちが
水やりをしてくれているおかげで、移植した梅の木も順調そうです。
今日は民間検査機関による配筋検査でした。
今回は擁壁と基礎の通りを揃えたかったので、シビアに寸法をおいました。
擁壁は外構屋さん、基礎は基礎屋さんが作るため、双方どこから寸法だしするのか、
取り決めと実際の敷地を見ながら、微調整しながら、ドンピシャな感じでいけそうです。
擁壁には色々な種類があります。
型枠擁壁やコンクリートの擁壁は高さと同じくらいの底盤があるのを
皆さんご存知ないかたが多いのではないでしょうか。
場合によっては建物を擁壁ぎりぎりには建てられないこともあります。
建物の荷重が擁壁に作用しないように安息角をとり、
建物と擁壁を離すか、深基礎にするなどで対応しなければなりません。
開発地域などで、建物がのることを前提に擁壁工事をされているところもあります。
そうしないと、建物を建てるスペースが取れない場合などです。
良く言われるのが、汚くなるので、又は土が流れてきていやなので、擁壁の水抜き穴を塞いでほしい。
これも雨が降った際に水圧が擁壁にかからないように、水抜き穴をつけることが義務づけられています。
必要があって、付けているものなのです。
土地を探す時にはこういった擁壁などについても、見ていかないといけません。
現在では認められていない擁壁で、あきらかにふくれているものもよくみかけます。
擁壁の上の竹垣を奇麗にやりかえているお宅があったのですが、
肝心の下の擁壁が地震がきたら崩れそうになっているので、優先順位が違うのでは?というお宅もあります。。。
建物の安心安全だけではなく、擁壁やブロック塀の安心安全もぜひ気にして頂きたいです。
解体後2回目の地盤調査。
建て替えなどで、既存建物がある状態から設計が始まる時は、その時点で1度調査をし、
それをもとに設計をします。
解体後、新しい建物の位置で再調査をし、問題がなければ着工となります。
お子さんの手が離れ、夫婦水入らずの地鎮祭も良いものですね。
梅の木の移植を行いました。
移植は時期がとても大事です。
まず、根回しをし細根を発根させ、タイミングを見て移植。
このすべての作業が落葉樹、常緑樹によって違いは多少ありますが、適正な時期があります。
建築工事のタイミングとあわせると、なかなか難しい。
移植希望の方は期間に余裕(1年あればベスト)をもって依頼されると良いと思います。
これからの時期とても水分をほしがる時期ですので、水やり命です。
イメージ写真のインテリアの色を基本に近い色を見本帳から探すのですが、
微妙に違う。
塗装屋さんにも写真を見せて、サンプル見せて、
これとこれの間くらいとか、これに少しグレーがかった感じとか、
何度もやり取りして、まずベースを決め、さらに実際ボードに塗って微妙に色調整してもらいました。
お客様も交えて打合せ数回。やっと出来た色。
可愛らしいこども部屋になりました。
塗装屋さん、細かい注文にも付き合ってくれてありがとうございました。
今年の大雪の日に地鎮祭から始まり。
台風の日にお引き渡し。
途中変更があったり、タイルの納期が間に合わず選びなおしたり、色々ありましたが、
色々なことを吟味した結果、お客様の求めているものに近づけることが出来たかなと思っています。
これから中庭デッキを作る予定です。
節目の日、無事にお引き渡しできて感謝です。