どうして国産外壁材を使う必要があるのか、順を追ってご説明いたします。

1. 建築物の外壁に木材を使うことの是非

その1:

間違った情報
 木は割れる、腐る、燃える、だから建築物の外壁には適さない。
と言った間違った常識が、日本国内の至る所で存在します。だから安普請の材料であるとも言われて久しいですが、此処湘南ではまったく別扱いで普及しています。
なぜ?
 湘南特有の気候と景観、そしてなにより自然を愛する市民性によって認知されているからです。実は天然木の外装材は、その建物を使う人々、そう、住宅であればそこに暮らす家族の歴史と共に風合いが増し、その住宅が建つ地域の景色となっているからです。

その2:

環境に優しくローメンテナンスな外装材
 他の外装材の多くは、ケミカルな塗料で仕上げられています。当然その耐候性の限度前に再塗装もしくは交換という耐久消費建材です。たとえば漆喰に代表される塗り壁も、クラックや汚れ等によって10数年に一度の塗り替えが必須です。
 その一方、外装に適した天然木材は、紫外線および風化による退色と変形が発生しますが、初期に天然オイル塗料を塗るや否やにかかわらず、そのまま放置しても20年以上外壁としての風情を保ちます。
 中には新築から40年以上軽微なメンテナンス(注1)でその地の景色にたたずんでいる住宅も多く存在します。

2. エーワンの永遠のテーマ「ぼくのおうちも景色の一つ」

 天然木材の最大の特性が、景観配慮です。世界中の観光地は、たとえ住宅地であってもその地の景観美を醸し出しています。
 建築設計者なら、大手企業のように我が国全土統一などとは申しません。その地域の風景にとけ込んだまちなみ、いえなみに配慮する外装材の選択をすべきであると考えます。

 建物を建設するには、建築基準法以下多くの規則や地域の条例によって規制されています。そして基本的には必ず建築士という資格を持ったプロによって設計されますが、現状はどうでしょうか。
 たとえば都市部で見かける防火サイディングを否定するのではありません。それがまちの景観に与える効果が、市民にとってプラスになる素材であれば良いのです。
 しかし時代はケミカルな人工材から、自然素材へとシフトしているのも事実です。
 景観に多大な影響を与える建築のデザインと外装材にもっと配慮し、且つ地産地消の素材でつくられた建造物は、その地域のベーシックスタイルとなります。

 翻って我が国ではどうでしょうか。京都の町屋エリアも高層のマンションが此処其処に建設されていますし、此処関東を代表する古都鎌倉も京都のそれより酷い状況であることは言うまでもありません。
 建物や植林樹木の経年変化を楽しむことで、その地域の文化を生むと湘南に暮らす人々の多くは考えています。
 だからこそ、「ぼくのおうちも景色の一つ」なのです。
 この気持ちを湘南市民全員が共有できたとき、鎌倉も胸を張って世界遺産登録できると信じています。
 これからは政治や行政主導でなく、市民連携活動がボトムアップできる時代なのですから。

3. なぜ国産材

  我が国の森林は、戦後植林された針葉樹を中心に伐採期をむかえています。しかしながら、建築土木業界が高度成長期に安価な外国輸入木材を多用したことで林業従事者の減少を招き、至る所で森が荒廃しているという事実が存在します。
  その荒廃した森林を里山として再生することは、昨今の多雨による土砂災害を減らし、豊富なミネラルを含んだ清水をつくり、しいてはそのせせらぎが河川にそそぎ、近海の海の幸を育てるのです。
  そして適切に伐採された木材利活用することはすなわち、里山再生の重要なファクターなのです。

  この我々が発明した建築外装T&Tパネルは、経済(コスト)・変形・景観に寄与する縦羽目板として外装材であり、弊社でも既に十数棟の実績があります。
  我が国において、建築物の外装木材として最も適しているカラ松、なかでも信州産のカラ松は、その耐水性、耐火性、そして耐候性において抜きんでている外装に適合している木材です。

具体的なメリット

1. どの外装材よりもトータルメンテナンスを含めたコストパフォーマンスに優れている

1) すべての外壁を通気工法にした場合、そのイニシャルコストは高くない。
2) 大きなコスト差は、20年単位で見たメンテナンス費が実証している。
3) DIYも可能なシンプル施工である。

2. 森林再生に貢献する

1) 地産地消による環境保全に寄与。
2) 里山保全による林業従事者の産業復興に寄与。
3) 外壁仕様によるまちなみ景観に寄与。(観光産業にも寄与)

3. 構造材の長寿化に貢献する

1) 外壁が呼吸することで、構造木材にも良好な環境を保つことができる。
  以上が、この発明外装木材の特徴です。

みなさんも自分の家をリフォーム、建て替え、そして土地探しから考えている方、是非是非弊社にご一報ください。長期スパンで見た兼価な国産木材は、森林再生に3つも貢献する地球に優しい建材なのです。