森業コラム vol.001

足かけ9年にわたり、長野県の森林事業からはじまりいろいろと勉強して参りましたおかげで、昨年5月に平成27年度 林野庁採択補助事業を受託しました。しかしながら、いざふたを開けてみると林業の実情を突きつけられ、ストレスが続いた一年となりました。幸いその事業も無事終了し、新たな実施事業に舵を切って船出しました。

神奈川県産材ツーバイフォー木材流通体制構築事業

未来のこどもたちに
永続して気持ちのよい国の森林を守っていく。
継続して地域・日本の木を使っていくことからはじめたい。
森業のすゝめ

具体的には以下の通りである。

Who              この事業に賛同した関係者が中心となって
Whom           湘南市民に向けて
When             いま直ちに
Where           ここ湘南から
What             我が国の森林利活用に向け
Why               活用されていない我が国の森林を活性させる

How               純国産ツーバイフォー部材を流通させる。しかも湘南から
How meny   丸太換算で3万立米/年の生産稼働
How much   現在市場独占している北米を中心としたランバー価格以下で

森林県、林業県でない神奈川の森(全国44位)は、概ね年間5万立米製材量が適正量である。
現在の総生産量が概ね2万立米である。

ではなぜに在来工法では無くツーバイフォー材なのか?

ツーバイフォー住宅少なくすれば3種類(404、204、206)、マックスでも6種類(3種類+208、210、212)のディメンション(木材小口断面)だけで施工が可能であり、受注予定に合わせたストック(在庫)が、他の工法に比べて可能であることと、デザインの自由度および構造計算の見える化が可能(新築は言うに及ばず、リノベーション設計にも他工法より有利である)である。
そして耐震、耐火(安心、安全)、機密性(省エネルギー)、カーボンオフセットに優れている。

なぜに湘南からはじめるのか?

ツーバイフォー住宅のシェアは全国3位でその工法の魅力認知度が高いこと、且つ一般市民が環境や景観問題に敏感に反応する民度の高さがあるからです。

湘南で暮らす、暮らしたい市民は、このように望んでいる。

2016.01.24 藤沢市内の上棟現場でのワークショップでのアンケート

2016.02.06 当事業の成果発表会でのアンケート

ヒアリングシート2ヒアリングシート2ヒアリングシート2

アクションのステージへ!

すでに新たな活動がはじまっている。

パンフレット2パンフレット2

パンフレット2パンフレット2

葉山S邸ご主人のレヴュー NO.009 2016.04.22

〈幸せのスパイラル〉

僕ら家族にとっては

一大プロジェクトだった葉山移住。

本当にたくさんの方に関わっていただき

たくさんのご縁があった。

 

柔らかな印象とは裏腹に実行力の塊、鶴田さん。

会えば全てがわかるよと三原さんがいっていた意味が

会ってホントにわかりました。

 

車の入れないこの土地で現場管理だけでなく

近隣の方に対する様々な調整を行ってくれた木上さん。

わがままをたくさん聞いていただき

感謝しております。

 

次世代のエース

藤山さん。

そのキャラでいつもなごませていだきました。

でも本当はその裏にある冷静な判断力。

知っていますよ。

 

見ず知らずの僕らを快く招きいれ

家の見学をさせてくださった

秋谷のMさま。

 

土地探しにくじけそうになった時に

勇気をくれた片瀬山のKさまのレビュー。

 

内装で悩んでいた僕らに

新しい風を与えてくれた山本さんの奥様。

 

エーワンさんとの契約に

確信を与えてくれた三原さんの奥様。

そしてロビン。

 

真夏の暑い中汗だくになりながら

ホントに丁寧に作業していただいた

黒川さん親子。

その姿は今も目に焼き付いています。

 

そして現場ではお会いできなかった

本物のプロフェッショナルである職人さん達。

その仕上がりは本当に素晴らしいものです。

 

皆さまのおかげで本当に快適な日常を過ごさせていただいています。

最大級の感謝を。

 

 

 

エーワンさんからはじまる

良いスパイラル。

 

三原さん、山本さんを中心に動いている

湘南ボートの活動をみればそれがよくわかる。

 

一軒のお家からはじまり

葉山へ、湘南へ、神奈川へ、日本へ

そして地球へ。

 

その幸せのスパイラルに僕らは今のったばかりだ。

 

季節が変わり

家の外壁も少しずつ色が変わり

葉山の風景に少しずつ、少しずつ馴染んでいく。

自然の摂理に逆らわず気持ち良く溶け込んでいく。

 

今日もまた

東京では感じなかった

何気ない一瞬に幸せを感じています。

 

感謝。

 

雨の日だって気持ちがいい

葉山自邸より。

葉山S邸ご主人のレヴュー NO.008 2016.04.22

〈五感に響く家〉

この冬

十数年ぶりに家族全員一度も風邪をひかないという快挙があった。

うちの家族は冬の寒さに弱いという定説がひっくり返った。

家があったかいのだ。

 

木の家だからあったかいんですか?

と山本さんに聞いてみると

というよりRCが寒いだけです。

それよりむしろ家の構造の話で、しっかりしている証拠です。

という回答。

 

おそらくこまかいスペックの話を聞けば

どんどん良いところが出てくるだろう。

でも難しい話はプロ達にまかせて・・

僕らが毎日の日常で感じているのは

理屈や理論をこえたものだ。

 

風の流れ。

気の流れ。

天井の高さ。

リズム。

窓からの光。

音の響き。

平面だけでとらえきれない空間美。

そして機能美。

 

僕らは毎日「住む」という行為の中で

体感を通してこの快適さを感じている。

 

視覚

臭覚

聴覚

味覚

触覚

 

そう

五感に響くのだ。

 

それは数字だけではあらわせず

頭で考える言葉では決して言い表せないものだ。

葉山S邸ご主人のレヴュー NO.007 2016.04.22

〈目立たないところも大事〉

監理。

新しいものをつくりだす「事」や「人」には

スポットライトがよくあたるが

監理って少し地味な印象がある。

でも実はここが一番大事だってことは社会人になって気がついたこと。

エーワンさんはここがまたしっかりしている。

 

メガネの奥にキラリと光る目で

山本チェックはなかなか厳しいのだ。

 

いつだったかブログで

「変人とよばれるのはうれしい」と書いてあったのが印象的だ。

もちろんいい意味での変な人なのだが

人とみている角度が少し違ったり、その幅がすごく広かったり

これ変かな・・?と思うような事を言っても

いやおもしろいかもと

新しいものはどんどん取り入れる柔軟性がある。

 

だからこそなのか?

リスク管理が半端ない。

 

なので僕は

山本さんはアドベンチャーと呼びたい。

冒険者だ。

 

本物の冒険者はギリギリのところを知っている。

リスクを知っているからこそ新しいことにチャレンジできる。

本物のプロなのだと思う。

葉山S邸ご主人のレヴュー NO.006 2016.04.22

〈ヒアリング能力抜群の男〉

 

エーワンさんには

ヒアリング能力抜群の建築家がいる。

そう

それが山本寛之氏である。

 

第一回目の打ち会わせが終わり

かなりカジュアルな

かなりざっくばらんなミーティングのつもりだったのだが

その後メールで送られてきた打ち会わせ記録を見て

思わず驚愕した。

 

僕らがホントにポツリとつぶやいた言葉や

その全体像

いや、そもそも僕らには確固たるイメージというものが

あるのかないのか・・

そんな状態だったはず。

 

とにかくエーワンさんのお家がいいです

という小学生レベルの感覚で打ち会わせにいった

自分達が今となってはちょっと恥ずかしくなる。

 

ゆったりと話をしながら

僕らの言葉に隠されている

その裏にあるものを感じ取り

的確な言葉となって送られてきた打ち会わせ記録。

 

今このレビューを書きながら

その打ち会わせ記録を見てみると

28個くらいある要望が

ほぼパーフェクトにこの家につまっていることに

今更ながら驚いている。

葉山S邸ご主人のレヴュー NO.005 2016.04.22

〈家をつくるという事〉
人が持つ生活イメージ、好きなこと、好きなもの
将来の夢、さらにはその人のこれまでの歴史
まさしく十人十色の考えを
真っ白なキャンバスから描き出す。
建築家とはなんと大変な職業なんだろうか。

そしてそれが家というカタチでアウトプットされるが
つくりだされるのは
その人が思い描くライフスタイルなのではないかと思う。

そう考えると
例えば不動産屋さんのチラシによくのっている言葉
「毎月の家賃と比べてください!」
「〜LDKあります」
そんなもので決められるはずがない。

家を侮ってはいけない。
それは家族のベースであり
拠点だからだ。
緊張感から解き放たれる
全てのベースだ。

家はいってみればモノだが
人のココロに多大なる影響を与える。

毎日住むところなので
日常をつくり
その人の人生に関わり
つまり家族のカタチをつくりあげてしまうくらいの影響力がある。

家をデザインするということは
家族のカタチもデザインしてしまう可能性があると思う。

誰かにとっての家ではなく
自分たちの家をつくりあげる。

だから頼む建築家を間違えたらたいへんだ。

葉山S邸ご主人のレヴュー NO.004 2016.03.11

〈Big Waveがやってきた〉
融資問題は大きな問題だ。
そこでもいっしょに銀行にいっていただいたり
まさにトータルで面倒を見ていただいた。
三原さんそして新倉さんにたくさんご迷惑をかけたが
ホントに感謝である。

やがて融資問題がクリアになりそうな時期がきた。
するとおもしろいもので次々と物件が出始める。

土地探しはコツコツバント。時にホームラン。

三原語録のひとつだ。

とにかく歩き回ること。車ではなく歩く。
すると様々なことがわかる。
その土地のもつ匂い、雰囲気
それをしっかり体感する。

僕らは2年を費やしそれを実行し
葉山の中でもほぼピンポイントでここがいいという場所を決めていた。
そしてそれを絵で描き、言葉にしてポスターとして貼っていた。

その日はまさに五月晴れ。
まるで真夏の日差しのような太陽が僕らを照りつけていた。
土地見学その日最後の物件。
ここ入るの?というような細い道を三原さんについて歩く。
その時の三原さんの後ろ姿は今でもよく覚えている。

もちろん車は入れない…駐車場がつくれないなんてありえないね
なんて頭の中でつぶやきながら歩いていた。

しかしその地に足を踏み入れた途端そんな諸条件なんぞ全部吹き飛んでしまった。

「ここだ…」

僕らが絵で描いていたものと全く同じ景色。
そして娘が書いた「本屋さんまで歩いて5分」
という条件すらクリアしていた。

2年1ヶ月の土地探しの旅が終わった。

葉山S邸ご主人のレヴュー NO.003 2016.03.11

〈土地探しは家族探し〉
エーワンさんと無事土地コンサル契約をかわしたものの
すぐに土地がでるわけではない。
こればかりは待つしかないのだ。

こちらからもネットで見つけたこの物件どうですか?
と聞くことも多々あり
その都度丁寧な返信をいただいた。
まさしく建築家ならではの視点でみているのがよくわかる。
当たり前の事だが
不動産屋さんとの決定的な違いだ。

さてさて僕らの土地探しは
結局2年以上かかることになるのだが
その間
三原さんとのメールのやりとりはなんと100通を軽くこえた。
ある意味迷惑な話である・・。
(よい子のみなさんは絶対にまねをしないでください(笑))

でも一通一通無駄なものは何もなかった。
それは土地コンサルの枠を超え
ライフスタイルを教えてくれるものだった。
そしてその中の三原語録は今ではうちの家宝にもなっている。

メールのやりとりも然り
土地がでない時は
建築中の現場につれていっていただいたり、
色々な場所を見るのも参考になるよということで
あまり狙っていない地域の物件を見せていただいたり。

湘南のいいところもたくさん教えていただき
そしてこんなところは大変だよというのも
たくさん教えていただいた。

そうそうその間
僕ら家族は葉山でSUPを始めた。
海見えの土地に異常にこだっていたのに
海は行くのが一番、そして海は入るのが一番気持ちがいい
ということを学んだ。

長い土地探しの間には
僕らの甘さで融資問題にもぶつかった。
(新倉さん色々ご迷惑をかけました。ありがとうございます)

時間はかかったものの
ゆっくりゆっくりピントがあってきて
今の土地にであえたのだと思う。

三原さんからたくさんの言葉をいただいて
土地探しは家族のカタチを考える貴重な時間になった。
この時間は僕ら家族にとって実は必要不可欠なものだったのかもしれない。

 

葉山S邸ご主人のレヴュー NO.002 2016.03.11

〈湘南には三原さんがいた〉

そうと決めたら早速土地探しだ。
ネットで
湘南 海見え物件
で検索。
適当にヒットした不動産屋さんにアポ。
ゴールデンウィークも重なり毎日のように湘南に通う。
実はこの時はまだ建売でもよいと思っていた。
海が見えればそれでいいという
憧れだけで湘南移住する典型的な東京人だった。

しかし色々物件をみればみるほど
まず建て売りの危うさを感じ始めた。
少しづつ土地の相場がわかってくると
この家いくらで建てたんだ?
とか
見た目はよいけど構造とかどうなってるの?
とか

そもそも
出来合いの家のカタチに
自分たちのライフスタイルを合わせなくてはいけない。

というか建てた人の顔が見えないし・・
なんか違うなと思い始めた。

不動産屋さんの担当者とは仲良くなり
とてもよくしてもらった。
しかし僕らのライフスタイルが一変するこの決断。
トータルで考えるとクエスチョンだらけで
土地探しをはじめ2~3週間ではやくも疑心暗鬼におちいる。

誰に相談すればよいのか・・?
というか何を相談すればよいのかもよくわからない状態になった。

まさしくそんな時に三原さんに出会った。

三原さんに初めて会いに行く約束をしていた日も
不動産屋さんに連れられ土地探しをしていて
約束の時間に相当遅れて会いにいったのに
ホントにwelcomeで迎えてくれた。

この人ぶれてない・・。
一本筋が通っている。
ずるくない。

三原さんが話す一言一言に
そんなことを感じた。

もう即決だった。
土地探しからトータルで
エーワンさんと共につくりあげよう。
この時の僕たちの決断は早かった。
そしてこの決断は100%正解だった。

エーワンさんがこれまで建ててきた家。
雑誌などでチェックしていて
当たり前のように気に入ってたが
それよりも
理念。ビジョン。コンセプト。
ここが重要だった。
アップルでもグーグルでもHONDAでも
どこでもそうだ。
理念やビジョンは最終的なアウトプットにあらわれる。
細部にわたり浸透しているのだ。

朝日のあたる快適すぎるこの家で
こうしてレビューを書いていて
それを痛感するのだった。

 

葉山S邸ご主人のレヴュー No.001 2016.03.11

〈青山から葉山へ〉
夫婦とも生粋の東京生まれ東京育ち。
東京は大好きな街だ。
でも何年か前に
東京はもう住むところではなくなっている
と感じる日々を毎日過ごしていた。

会社時代はとにかくひたすら深夜まで働き
その後独立し青山に事務所を設立。
仕事もどんどん楽しくなってきたけど
体と心の消耗は激しかった。

東京は色々なものが集まり、様々な人が集まる
とても素晴らしい街。
でもその引き換えに何かを我慢するということを
強要されている気がする。

東京というシステムの中心にいると
そんなことにも気づかず
我慢が当たり前になる。

そして東京には余白が少ない。
余白のないものにいいものはない。
誰もが無意味に忙しそうだ。
そして忙しくしていることが美徳にもなったりしている。

それから
便利という概念。
そりゃ東京は便利だ。
もう必要ないくらい便利。

でも便利と快適さがイコールではなくなった。

利便性だけを追求する日々はもういいのでは?

そんな事をよく考えるようになった。

そして決定打はかみさんのつぶやきだった。
「私たちも人生の折り返し地点だね。
そろそろ東京を卒業してもいいかも。
とはいえがっつり田舎にはいけそうもにないし…
湘南とかいいね。」

人生がぐっと舵をきった瞬間である。